毛髪理論 of WBSAオフィシャルサイト


WBSAオフィシャルサイト update: 2010-10-04


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NO.1

髪の必要性

bind_free098.jpg髪も皮膚も爪も、ケラチンという材質の増殖で形成します。ケラチン増殖機能は、体の状態を敏感に受け取るため、栄養分が足りなかったり、ストレスが多かったり、睡眠不足になると、皮膚がくすみ、髪の艶がなくなり、細毛になったり、爪の三日月部分が無くなったり、横に線が入ったり、白い点が現れ色が悪くなります。勿論、脱毛も不健康な状態の警告です。
つまり髪は今のあなたの健康状態を表しているバロメーターといえるのです。
髪は単に体温の調節や保護をするだけでなく、排出器官としての大切な役割があります。食物や空気中から取り入れられた重金属などのミネラルは、脳で大量に必要とされますが、不必要なミネラル(特に水銀等)は髪から排出されます。排出されずに体内にミネラルが蓄積されると内臓疾患などの原因となっていることがあるのです。


NO.2

毛髪構造

hair001.jpg1)構造-毛髪はケラチン(タンパク質)を多く含み表皮から変形したものをいいます。人頭髪本数は、平均して約10万本といわれ、1日に約50~100本(およそ0.01%)抜けていきます。
*毛包:頭皮の真皮内で毛根を包み、毛髪の成長をつかさどる組織。*毛乳頭:毛球の一部にある組織。毛細血管から栄養を受け取る器官。
*毛母細胞:毛球の一部にある組織。細胞分裂が盛んで、毛髪の様々な組織を形成する云わば、毛髪工場です。
*皮脂線:毛包に接すし、皮脂を分泌する器官。皮脂は皮膚(髪)表面にうるおいを与え、保護することが役目。しかし、時間がたつと酸化して皮膚に悪影響を及ぼすこともある。
2)成長-毛母細胞は毛細血管から栄養を摂取し、増殖しながら表面に押しやり、ケラチンという硬タンパク質の沈殿によって硬くなり髪として成長していきます。
3)機能-熱暑、寒冷、、摩擦からの保護。体(頭部)の外的からの保護。保温。触覚。ミネラル等の排出。


NO.3

毛髪周期(サイクル)

cycle01.jpg毛髪は、年齢・性別・季節により異なりますが一日約0.3~0.4mmの速さで5~7年間成長し、自然に抜け落ちていき、再び、成長を繰り返します。これを毛周期(ヘアサイクル)と言います。毛周期(ヘアサイクル)は、次の三つの段階によって分けられます。


*成長期-(約5~7年)頭髪全体の約80%がこの状態です。  
毛母細胞、毛乳頭の活動が活発で髪が成長していきます。
*退行期-(約1カ月)頭髪全体の約1~3%がこの状態です。
毛母細胞は細胞分裂を停止し、毛乳頭は委縮し、髪の成長が止まります。
*休止期-(約3~4カ月)頭髪全体の約10~20%がこの状態です。
自然脱毛が始まり、次の髪の生成が始まります。頭髪は髪一本一本がこの毛周期(ヘアサイクル)の中で生え変わっています。


NO.4

脱毛原因

nerve01.jpg五感を通じて感じる不快感や人間関係等によって生じるストレスは脱毛の原因となります。ストレスによる適応反応が限界を超えると、神経(シナプス)での伝達機能が滞り、神経の機能低下を起こします。つまりは、ショート(切れる)した状態となるのです。
神経は神経細胞と神経線維からなり、これらをニューロンと呼びます。ニューロンは興奮(信号)を電気的変化としてシナプスの接触により連鎖(伝達)しています。そこから信号を受けた毛母細胞は毛髪を正常に保つように働きかけます。したがって、神経の伝達機能低下(切れた状態)ではその働きを失ってしまいます。そのことが、毛周期(ヘアーサイクル)を狂わし脱毛へとつながっていくのです。


No.5

ストレスとは?

Foot_03.jpgストレスとは体や心に何らかの刺激を受け、生じた歪みの状態のことをいい、障害と防衛の反応の総和いう意味を持っています。ストレスは五感(視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚)で感じとり、不快と感じる暑さ、寒さ、騒音、眠らない街灯り、、電磁波、化学物質、人間関係。。。。。などが、数知れない刺激(ストレス)にさらされおり、人体はその環境に適応し慣れようとします。しかし、このストレスが限界を超え、また色々なストレスと複合化(コンプレックス)されると、人体のバランスを崩し、内臓疾患、精神病、皮膚病、脱毛症といった様々な病気へと発展していく、、、、、現代の病気のほとんどがこのストレスが要因であるとまで言われています。
つまりは、ストレスを簡単にいいますと自分の思い通りにできないこと、物事を判断できない状態のことをいうのです。暑い日に暑いと感じる(ストレッサー)ことが継続すると不快と感じそこから逃れたいと考えますが、自分の思うようにいきません。これがストレスと呼ばれるものです。適応反応として、日陰に入る、涼しい風にあたる、エアコンのあるところに行く、、などの行動をとるのです。その適応反応(行動)が取れないと、限界を超し蓄積していきます。そして様々なストレスがコンプレックス化し、人体バランスを崩していきます。


NO.6

細胞再生論

bind_19.jpgたとえ毛穴が消滅しているように見えましても毛髪を生み出す毛母細胞自体は、決して死んでいません。植物は土に上の部分を切断されても、根から必要な栄養分を吸収し成長し続けることができます。これと同じようにストレスによって切断した神経(ニューロン)に必要な栄養分を与えることにより、再び神経は正常な働きを始め、毛根組織部周辺(毛母体組織)の再活動を促します。


NO.7

リラクゼーション

bind_62.jpgリラクゼーションとは五感から感じたストレスを五感から和らげる(癒す)ことです。
ストレスを一時凌ぎのリラックス(逃避)ではなく、ストレスと向かい合い正しい解決法を見出すためには、コンプレックスをなくし、真のリラックス(心の自由)得る必要があります。そのためには、自分自身の五感を通じ五感について学習し、五感すべてを満足させられるような新しいチャレンジ、新しい発見、新しい表現などを獲得することで、よりよい満足感、充実感を得ることにより、ストレスと向き合う免疫を高めなければなりません。